さすが長い歴史を持つ中華料理。
海鮮、肉、野菜、キノコ、豆などの乾物や
多種の油、酢、醬など
今まで見たことのない食材、調味料が
ずらり、スーパーに並んでいます。
それぞれ料理ごとに
いろんな調味料があったりするのですが
私が試してみたい!と思うのは
シンプルな原材料だけで作られたもの。
複雑にいろいろな原料が合わさった調味料は
完成された「限られた一品の味」を再現するのには
とても適していると思いますが
普段使うには、ちょっと飽きてしまいがちで
ひと瓶を使いきれなかったりします😅
その点、たとえばお醤油のように
シンプルな原材料だけで作られた調味料は
幅広くいろいろ使えて面白いと感じます。
私のお気に入りの中華調味料を勝手にご紹介します😊
幼滑蝦醬
【原材料:蝦(発酵させたもの)、塩】
以前から時々
お弁当のおかずでご紹介している調味料。
小エビを塩漬けにして発酵させたもの。
塩辛やアンチョビを思わせる風味があります。

この李錦記の蝦醬をひと瓶使い切った時、
ふと、ガイドブックで見た
大澳特産の蝦醬を買ってみたくなり、
先月ついに念願を果たしました!!
大澳までは少し遠かったけれど
家族で非日常のプチトリップができて
蝦醬も買えて大満足でした😆

このお店では
売り場のすぐ隣で
蝦醬を作っており、
数メートル離れたところからでも
香りを感じることができました🦐
早速、料理に使ってみたところ
味が濃くてとっても美味しいです♪
炒め物に入れるとコクが出るので
特にチャーハンには必ず使います👍
XO醬
【原材料:菜種油、にんにく、ネギ、干貝柱、干蝦、
金華ハム(豚肉、塩)、砂糖、唐辛子、酒、エビの卵】
日本にいる時には
使ったことがなかった調味料です。
XO醬とは、
香港ペニンシュラホテルで誕生した
高級合わせ調味料。
加熱しなくても使えます。
干しエビやニンニク、金華ハムなど
定番の材料はありますが
メーカーによって随分違いがあるようです。
香港にはたくさんの種類のXO醬がありますが
海鮮の味が強かったり、
にんにくの香りが効いていたり、
オイルと具の比率もずいぶん違います。
私が好んで使っているのは
八珍のXO醬。
ずっとリピートしていて、
もう、4〜5瓶目くらいでしょうか😅
帰国時のお土産にも
よく買って帰ります。
いつも中環(セントラル)のお店に買いに行くのですが
お店の方がお優しい雰囲気で好きです。
お店にはたくさんの調味料が売られていて
目移りしてしまいますが、
新しい調味料をひと瓶ずつ
試すようにしています😊
3瓶以上買うとお得だったりして
なんだかいつも
気分が上がる買い物になります✨

ソース、というより
ゴロゴロと贅沢に入った具を
そのまま食べる感じです。
私はきゅうりやブロッコリーの茎、
炊き立てのご飯とともに
食べるのが好きです😋
甜麵醬
【原材料:水、砂糖、大豆、胡麻、ネギ、
胡麻油、にんにく、米酢、小麦粉、塩、梅、菜種油】
甜麵醬も、
日本では使ったことがなかったのですが
食べてみると
そのままでも料理にも
とっても使いやすくて美味しい😋
これも八珍で買って以来
ずっとリピートしています。

ゆでた麺に絡めて食べるのも
もちろん美味しいのですが、
私は回鍋肉のような炒め物や
鯖の味噌煮などにも
普通の味噌と合わせて使います。
生姜胡麻油
【原材料:黒胡麻、生姜】
以前、佐敦駅にある大型デパート「裕華國貨」で
たまたま見つけた、台湾の生姜胡麻油。
生姜胡麻油ってなんだろう?
興味本位で買ってみました。

試しに、きゅうりと鶏肉のサラダに
醤油、砂糖と共にかけてみたところ、
生姜のピリッとした爽やかさがあり
胡麻油のコクもあって
なんとも優秀な油でした!
夏野菜の焼き浸しを作った時にも
いつもなら生姜のすりおろしを加えるところですが
代わりにこのオイルを垂らしてみました。
生生姜とはまた違う風味がいい感じです✌️
これはいい買い物をしたな、と思いました。
番外編 オイスターソース
【原材料:牡蠣エキス(牡蠣、水、塩)、砂糖、水、
うま味調味料、塩、コーンスターチ、小麦粉、色素】
日本でも有名な
李錦記のオイスターソース。
原材料をみると、
シンプルな調味料、とは言えないかもしれませんが
ここ香港で作られている、
香港が誇る世界のオイスターソース、ということで
私も日常的に使っています。

マヨネーズと合わせて
魚介と野菜を炒めたりするのも好きです。
これ一本で味が決まるので
あまり味を整える必要はないのですが
入れすぎると濃すぎて塩辛くなるので
量には気を使います😅
まだまだ気になる調味料がいっぱい!
お気に入りを見つけたら
また記事をアップします😆